導入事例『ActiveDirectoryサーバ新規導入とファイルサーバのクラウド化』

クラウドサービスの導入事例をご紹介。今回は、Amazon Web Services(AWS)を活用してファイルサーバのクラウド化を行った。

2020.03.23 MON

導入事例『ActiveDirectoryサーバ新規導入とファイルサーバのクラウド化』

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【ご提案の経緯】

地盤ネットグループ様は、「地盤カルテ®」や「地盤安心マップ®」など地震などの災害から人々を守るための消費者向けサービスを展開、誰でも分かりやすい地盤情報を無料で提供しています。
拠点は北海道・東京・厚木・大阪・福岡にあり、遠隔地の拠点が災害時にも安心して使用できる環境が必要でした。
また、東京本社の移転と、本社管理ファイルサーバの保守切れのタイミングが重なり、災害や移転の影響を受けにくいクラウドファイルサーバをご提案することになりました。
課題としてセキュリティを担保したい、ということでしたのでクラウドADサーバによるアクセスコントロールもご提案させていただきました。

【ご要望とご提案】

1.セキュリティを担保したファイルサーバの運用をしたい
AWSが提供しているDirectory Service for MicrosoftというADサービスを採用しました。

2.サーバー保守対応からの脱却、首都圏の災害時などが発生した際に不安
AWSのS3をバックアップ先として利用することによりデータの可用性を高めることにしました。

3.ファイルアクセス速度は落とさずに
遠隔拠点にもファイルサーバを置き、データはS3上にあるものを参照する構成にしました。

■現在の構成

【NetLandの提案】

・クラウドファイルサーバーの提案(AWS S3利用)
・AWS上でのActive Directory導入によるアクセス権限付与(Managed AD)
・ハイブリッドマウント機能(QNAP)
・各拠点間とクラウドとのVPN接続(Fortigate)

■クラウド化の構成

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