導入事例『ホテル・飲食業界におけるクラウド化』

クラウドサービスの導入事例をご紹介いたします。今回はホテル、飲食などサービス業全般に携わる企業様にAWSと国産クラウドを組み合わせたマルチクラウド化をご提案させていただきました。

2020.04.13 MON

導入事例『ホテル・飲食業界におけるクラウド化』

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【ご提案の経緯】

お客様が抱えている様々な課題を解決することにこだわった

本社で管理しているオンプレミスサーバの老朽化が進んでいる、WEBサイト担当者が複数いるためサーバ管理を統一したい、サーバコストを抑えたいなど、オンプレミスサーバ管理に対する様々な課題があり、弊社にご相談をいただきました。

・本部コストを最小限に抑えるため「情報システム部」を置かない方針

・サーバ管理工数を削減したい

・サーバ自体のコストを抑えたい

上記の点を重要視されていたことを踏まえ保守期限が切れるオンプレミスサーバから段階的にクラウド化を開始。webサーバのクラウド化から進めるという流れになりました。

【ご要望とご提案】

マルチクラウド化することでサービスには妥協せずコストを下げることができる

 ご要望

これまでは、数十施設分のwebサイトに対して、複数のwebサーバを使用。各サイト毎に別々のご担当者様が管理されているという状況でした。それにより発生する下記の課題を解決することを望まれていました。

・web&メールサービスの利用に年間数千万円に上る多額のコストがかかっている

・ホテルや店舗をテレビ番組等で紹介された際にアクセスが集中し、webサーバが落ちてしまう

 ご提案

この課題に対して、テレビ放映などでアクセスが集中する主要なwebサーバに対しては、AWSのオートスケール機能を採用することでサーバダウンを回避。機会損失なく、快適にWEBを閲覧していただけるご提案をしました。

また、アクセスが安定したサイトについては低価格な国産クラウドへの移行を進めました。

今回、マルチクラウド化を進めることで、初年度の費用(移行費用+月額の保守費用)が、現状よりも安く抑えられ、且つ2年目以降はランニングコストを半分以下に抑えられるため、コスト面で大きなメリットがだせるご提案となりました。

また、基幹系システムやホテル予約管理システム(PMS)のデータバックアップも同様に、目的に応じたクラウドを組み合わせたマルチクラウド化を推奨することで管理工数、コストの削減をご提案させていただきました。

【複数からのご提案がある中でネットランドが選ばれた理由とは】

・複数のベンダー・クラウドを比較できる

・要件、予算に合ったベンダーのご提案

・迅速で柔軟な対応

各社のサービス内容の比較検討をすることでより納得してお客様の目的に合ったクラウドを選択できた点。 クラウド化することで機能向上、コスト削減を同時に実現することで評価をいただきました。

【NetLandからの今後の提案】

現状の課題を総ざらいし、新たなご提案で更なる事業拡大への貢献を

お客様の会社の成長(規模)に合わせて、基幹システム(ERP)のリプレイスをご希望されていました。

ERPの導入については、会社の方針をもとに、役員の方や、各部門のご担当者様が数多く関わる重要なシステムのため、ベンダー選定をする際の評価基準が最も重要となります。

そこで、弊社サービスメニューの一つである提案依頼書(RFP)作成サポートをご提案させていただきました。

各部門の運用フローを現場担当者と一緒に整理することで、どの業務をどこまでシステムで効率化するか。どのくらいの予算で、どのような機能を実装するかを3か月程度かけて一緒に作り上げているところです。

今後のスケジュールとしては、候補ベンダーに提案依頼書(RFP)に沿った提案書を提出していただき、提案書、見積書をネットランドにて精査し、お客様に一番合ったベンダー選定をサポートさせていただきます。

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