ここまで来たのか、画像認識レベル 出張や旅のお供に『Google Lens』

「海外旅行でメニューや標識が読めない」「この花きれいだけどなんていう名前なんだろう?」「偶然通りかかったあの場所、なんていう地名?」 こんな疑問はAIによる画像認識サービス『Google Lens』を使えば、すべて解決する。 『Google Lens』の機能をマスターすれば、 仕事がはかどり、日常もさらに楽しくなるに違いない。

2019.10.03 THU

ここまで来たのか、画像認識レベル 出張や旅のお供に『Google Lens』

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「これなぁに?」に応える画像検索機能

『Google Lens』とはGoogleの人工知能(AI)を使ったGoogleの画像検索機能のことで、写真や画像を認識して、それに関連するものなどを検索してくれるのだ。『Google Lens』は次のうちどこからでも起動することができる。

・Googleアシスタント
Android 6.0以降の機種であれば、GoogleアシスタントからGoogleレンズが使用できる。Googleアシスタントは「OK Google」と呼びかけるか、ホームボタンの長押しで起動する。起動後に上にスワイプして、画面下部のGoogleレンズのアイコンをタップすると、カメラ画面へと移行し、Googleレンズが使用可能になる。

・カメラアプリ
Pixelなど一部のAndroid端末では、標準のカメラアプリを起動後に「その他タブ」のレンズのアイコンをタップしてから対象物を撮影すると検索結果が表示される。

・Googleフォト
Android 6.0未満の端末とiOS端末では、Googleフォトからの起動にのみ対応している。Googleフォトアプリを起動し、利用したい写真やスクリーンショットを選択すると、Googleレンズが使用可能。詳しくは後述で説明する。

どの方法でも、メニュー内や表示している画像部分にGoogleレンズのアイコンが表示される。(OSや機種により起動手順が違う事もあるので要確認)これをタップして、さっそく起動させてみよう。

調べものは、スマホをかざして探そう

『Google Lens』が提供しているのは以下の5つの機能である。

・テキストをコピーする
・類似の商品を検索する
・植物や動物を調べて特定する
・書籍やメディアを探して特定する
・バーコードをスキャンする

画像検索はもちろんのこと、Googleレンズではいろいろなものを検索することができる。

Google Lensを使用してみよう

では『Google Lens』の実際の使い方や性能はどうだろうか。今回はiPhoneでの使用方法をご紹介する。
まずはGoogleフォトアプリから、カメラで撮影した写真を開く。

写真の下部のレンズのアイコンをタップ。

写真上に小さな点が点滅し、画像の読み込みが始まる。




するとこの画像では4つの建物が認識された。まずは左端の愛宕ヒルズMORIタワーについてだ。Googleでの検索結果画面も表示でき、建物に関する画像、経路や公式Webサイト、口コミなどの情報を一度に調べることができる。



次に中央のアークヒルズ仙石山森タワー。建物の分類は「商業地」。



そして東京タワー。分類は「塔」。先程の2棟と違っている。Googleストリートビューも直ぐに見れるため、周辺の確認をしたい時に便利だ。




最後に六本木ファーストビル。前述の3棟より建物の高さも低くなったが、全て正しく認識されている。この様に対象物を写真に撮るだけでここまで詳細で多くの情報を得ることができるため、普段行かないところへ出張したときや、旅行の際に役立ちそうである。

また、『Google Lens』を名刺管理に使用することもできる。今まで名刺管理といえば、専用のデバイスやソフトウェアを使わなくては情報を取り込むことができなかったが、そういった特別なツールは不要、簡単に名刺の取り込みができるようになる。

先程と同じ様に、名刺をカメラで撮り、Googleフォトアプリから撮影した写真を開いてレンズのアイコンをタップする。



画像内のテキスト部分が選択され、電話番号や住所を自動で読み取って連絡先に保存してくれる。もうメールアドレスを打ち込む必要はないのだ。写真を撮るだけで手間も時間もかからない。カレンダー機能との連携も可能なため、名刺を受け取ってすぐに打ち合わせの予定などのスケジュール登録もできる。現代の忙しいビジネスパーソンにはぜひ利用して欲しい。

私たちの日常の中での『Google Lens』


その他にも『Google Lens』は身近な様々な場所で使うことができる。海外で、看板やお店のメニューが読めず困った時にスマホをかざすと、文字を解析し、そこからGoogle翻訳アプリを起動して翻訳させたり、機械音声によって文章を読み上げさせることができる。アラビア文字、ハングル文字なども読み取り可能だ。下の画像ではアラビア語で書かれた看板を読み取っている。

他にも小説からビジネス本や業界専門誌など、ひとつひとつ手にとって選ぶのが大変な時には、本の表紙の画像からすぐに概要や読者のレビューを知ることができる。美術館の絵画をスキャンすれば、その絵画についての情報が表示され、道端で綺麗な花を見かけてスマホをかざすと、その花の名前とともに生態情報までもがわかる。
目で見て認識はしていても、言語化できず理解できないことや説明できないシーンで、『Google Lens』の画像認識機能は大いに役立つ。小さな関心や興味を持ったことを簡単に調べ、さらに知識を深めることができるのだ。

『Google Lens』のこれから

Google は『Google Lens』の改良に力を入れている。現在 認識できる製品の数はアプリ公開当初の約4倍、10億以上になる。これからより多くの物を画像で認識、検索できるようになる。かざすものによって、その詳細情報はそれぞれだが、その高い認識精度によって、あらゆるシーンで実用性を見せている。「これなんだろう?」と思った時、より詳しく知りたい時は、『Google Lens』を起動させてスマホをかざしてみよう。

ビジネスでも、プライベートでも。日常でも旅先でも。『Google Lens』が、少しだけ、あなたの生活を便利に、人生を豊かにしてくれるかもしれない。

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