クラウドエース株式会社ラリオス川口さんによる「Google Cloud Platform」についてのセミナーに参加してきました。Googleってやっぱりすごいです!
こんにちは!NetLand HEADLINE編集部のなっちゃんです。
先日9月13日(金)にネットランド主催のクラウドソリューションセミナーが開催されました。前回に引き続き私も参加してきました。
今回はGCPのプレミア認定パートナーであるクラウドエース株式会社のラリオス川口氏による「Google Cloud Platform」についてのセミナーでした。
「Google Cloud Platform」とは、Googleが提供するクラウドコンピューティングサービスの総称です。
Googleが提供しているサービスを利用したことがないという方は、ほとんどいないのではないでしょうか。いつも私はグーグル先生にお世話になっています(笑)出かけるときにはGoogleマップも手放せません。お家に帰ってYouTubeで動画を見たり…etc。
突然ですが、ここでクイズです!
Googleが「このサービスは1人前だ!」と認めているサービスには、いったい何人くらいのユーザーがいるかご存知でしょうか?
A.1憶人
B.5億人
C.10億人
正解は、、、C.10憶人です!
日本の人口は約1憶3千万人なので、その8倍ものユーザーを獲得しないと1人前と認められないなんて、驚きですね。既出のGoogleマップ、GメールやGoogleフォト等のサービスには10億人以上のユーザーがいるそうです。
ところで上記のGoogleのサービスを利用していて、「メンテナンス中」という表示を見たことがある方はいますか?
…いないのではないでしょうか。これにはサービスを止めないようにライブマイグレーションという技術が使われているからです。この技術のおかげで私たちが知らない間にメンテナンスが終わっているため、「メンテナンス中」という表示を見ることがないのです。10憶人以上が使っているサービスが止まってしまったら大変なことになっちゃいますよね。このように「Google Cloud Platform」は、多くのユーザーに向けて安定したサービスの提供を行う為にしっかりとしたインフラを整えているので、安心して利用できそうです。
そして、Googleは、8本の海底ケーブルを所有しており、自社専用のネットワークが世界中に広がっています。世界で使われているインターネットの最大40%をGoogleが占めることもあるそうです。それだけ多くの人から利用されているネットワークなので、安心して使えそうですね。また、Googleのデータセンターは、サーバーからサーバーラックまで自社で作成しているそうです。市販のハードウェアを使ったら分析されて攻撃される可能性があるため、そこまでこだわって整備しているなんて、本当にさすがGoogle!という感じですよね。
GoogleはAIに力を入れています。例えばGmailのメールの内容に応じた返信文が自動で3つ提案してくれるスマートリプライ機能、グーグルフォトの人物・場所・物事に分類される自動分類機能…などなど。
今回のセミナーでは、人がGoogleホームに「〇月〇日の何時から美容院の予約をして」と言って、AIが直接お店に電話をかけて予約するという動画を見せていただきました。AIがお店の方に予約したい日を伝えます。ですが、その日は予約できないと断られてしまいます。こうなってしまったら、依頼主に断られたことを報告して終わりかなと思ったのですが、なんとAIはグーグルカレンダーと連動し、依頼主のスケジュールが空いている他の日程で予約を取っていたのです!
このお店の予約はグーグルアシスタントの機能を使っています。ここまでAIの技術が進化しているなんて本当にすごいですよね。予約が苦手な方には嬉しい機能です(笑)
英語版の動画ですが、気になる方は見てみてください。
このAIの技術もGoogle Cloud Platformで利用できます。AIを利用するときには、機械学習済みですぐ使えるもの、独自に学習モデルを構築して使うもの、ある程度の基盤ができていて簡単に学習モデルを構築できるものがあるそうです。自社に適したAIサービスを利用できるのは嬉しいですよね。
日本国内の検索エンジンシェアの1位はGoogleです。Googleは元々検索エンジンの会社であるため、膨大なデータの解析に強く、高速で処理できる技術を持っています。WEB上の膨大なデータを扱ってきたGoogleだからこその技術です。この膨大なビックデータを高速で処理できる技術はBigQueryというサービスで利用できます。とにかくものすごい速さでデータを処理できちゃうそうです。
現在でも、未来でも、私たちの生活においてGoogleは更に欠かせない存在になっていくように思います。
まさに、さすがGoogle!ですね!
次回は、世界的なリーダー企業である「Colt」社の舟越大哲さんから「パブリッククラウド化における専用線接続の重要性」についてお話していただきます。専用線接続…難しそうです…が、また新しいことを学べるのでわくわくです!